ある日、こうちゃんから
(今ちかこちゃんのお店の近くで先輩と飲んでるよ。)
と連絡が来た。
私は仕事が終わってからこうちゃんの所にむかった。




なぜか、会いたいって思ったんだ。
この時はまだ、こうちゃんの事が好きって分からなかった。
ただ気になる存在でしかなかった。




こうちゃんと、こうちゃんの先輩と飲んだ後、
『おい、坂田。ちゃんと家まで送ってけよ。』
っと言う先輩の一言でこうちゃんは私の家に来た。




「じゃあ俺帰るな。」




「泊まってけば?帰るのめんどうやろ?」




なぜそんな事を言ったかは覚えてはない。
でも、なぜかもっと一緒に居たかったのは覚えてる。




「ならお言葉に甘えて。」




こうちゃんは私の家に泊まることになった。