それから なんの会話もない 気まずい空気のまま 家についた。 「ありがとうございました!」 私は 先生に小さく 手をふった。 「おう。明日頑張れよ!」 なんて 先生も静かに 手をふりかえしてくれた。 綾部先生…良い先生だよ…