それに 気づいたなっちゃん。 きっと私の気持ちに 気づいてくれた 「 この子 花粉症なの」 なんて わかりやすい嘘。 なっちゃんは 先生に手をふって 私を屋上に 引っ張ってく。 なっちゃんは…最高のヒーローだよ… 「…今田 好きなんでしょ?」 テンションMAXな はずなのに なっちゃんは 冷静に…静かに 私に 問い掛けた。