「……大野っ!」 泣きながら渡り廊下で うずくまってた大野。 「…あ…綾部先生…グスン」 俺は 隣に腰掛けた 前も こんな風に話したっけな 「…ごめん。俺が今田先生に 頼んだのが間違いだったよな」 まだ 6月だっていうのに 夏くらいの暑い風がふいてた