「疲れたね。休憩しようか。」 ずっと遊び続けていたからさすがにバテてきた。 僕はそう言うと木陰へと腰掛けた。 するとすかさず隣へと座りに来たのがお多美ちゃん。 お多美ちゃんは齢14歳でなかなか可愛らしい顔つきをしている。 「ねえ、総司。」 お多美ちゃんとは仲がよく僕のことを呼び捨てで呼ぶ。