「おかゆりー……」
私に抱きついてき、桐谷君を見た瞬間声が小さくなるなな。
そしてドアからまた出てきたのは
「「……っ…お母さん!?」」
私の母と桐谷君の母。
どーなってるんだろう?
「あら、陽斗君!!」
「こんばんは…」
お母さんのテンションに困ってる!!
だからこのお母さんは…と、小さくため息をつく。
「ふふっ、やっぱりイケメンねー
さ、みんな中に入って!」
…何言ってるの!?!?
私、部屋汚いし…
ちょ、ええええええっ!?
そして今。
私はななと桐谷君に挟まれながらご飯を食べている。
「はるくんかっこゆい」
「ありがとう」
にこにこしながら返事をしている桐谷君。
この2人可愛すぎ…。
何かきゅんってなるの。……って何で?
「うふふー、花音も恋ね、恋」
「あっそう。」
そうそう、桐谷君のお母さん。すっごく美人なの。
笑顔とかすっごく似てる!!
「桐谷君って桐谷君のお母さんと似てるよねー」
「そうか?椎名もななちゃんと似てる」
ななが私に似てるんだよ。
実際は似てないけどね!
「花音ちゃん、けーちゃんで良いわよ」
そう桐谷君のお母さんは微笑む。
うちのお母さんは…相変わらずテンションが高い。
「ほんと、陽斗君はかっこよくなったわねー」
お母さんがふふっと微笑む。
桐谷君は少し苦笑い。
そして何かしらお母さん達はずっと話しており
私は桐谷君とななの面倒をみる。
「ばいばーい」
9時ぐらいになり、桐谷君とけーちゃんは帰っていった。
何か早かったような長かったような……
あ、明日塾だ。
…でその後に雫と祭りに行く!!
楽しみの楽しみ!!
――そして私はいつのまにか眠りについていた。
「今日は休みで良かったね」
「うんー!」
雫さんとお祭りなう!!
今日は塾がお休みで…嬉しいような嬉しくないような…。
何だか複雑だ。
「何食べる?」
「カキ氷にわたあめは絶対!」
雫はそうか…と笑う。
そして、何故だか前を見た瞬間に目つきが変わった。
え…え?
「雫ちゃーん」
何故だか走ってくる男の子。
そして雫は華麗に避けた。
ぶ、ブラボー。
「何で避けんだよ!」
ぶーぶー言い出したこの人は、
「…誰?」
「言うと思った」
雫にべたべたしてるこいつ、嫌い…笑い笑い。
「誰これ!?めっちゃかわいーこ!」
「そりゃ、花音だからね。」
雫がしれっと言い、私は吹いてしまった。
「笑うな、糞!!」
口は悪いのね。
桐谷君は…何で何で桐谷君?
自分意味わかんない!!!
「花音に糞言うな糞!!」
そして2人は
喧嘩をしていたとさ。ちゃんちゃん。
「……っ…」
こんな大勢の前で喧嘩しないでよ!!
恥ずかしい!!!
だからかな、
私全然気づかなかった。
「椎名…?」
「……き、桐谷君!」
私の愛しの桐谷君!!
え、ちょっと待って…
私、今愛しのって思ったよね。
「……」
そうか、私は桐谷君が好きなんだ。
でも…ほんとにそうなのかな……。
わっかんない…
「しい…な?」
「う、ん」
「……」
この沈黙、なんだかやだなあ。
そんな中、沈黙を破ったのは桐谷君で
「あのさ…あの2人どーしたわけ?」
桐谷君が指差す方は喧嘩中の2人。
知らないふりが一番っ!
「糞!!腐ってるんだよ!!」
「うるせえ!性格ブス!!」
……本当に大丈夫かな。
というよりも……
「あの男の子、誰?」
結局、名前知らないような…。
知らなくてもいいかな、いいよね。
……でもっ…。
「雫様があの人殴ってる」
あぁ…これはやばい。
「桐谷君…」
「ん?」
少し擦ってみて私は喧嘩をとめてと言おうとした、したけど…何だか自分から桐谷君に触っておいて心臓壊れそう…っ。
どーしよ…私、ちょっとへんた…いかも。
私はもう無理だ…そう思い、タオルで顔を隠した。
そんな私を不思議そうに見る桐谷君
ううっ……わーもう!
「花音!!」
「はっはい…」
一人であたふたしてたら雫に怒られた。
「何かきょどってる?」
「……」