そして今。
私はななと桐谷君に挟まれながらご飯を食べている。
「はるくんかっこゆい」
「ありがとう」
にこにこしながら返事をしている桐谷君。
この2人可愛すぎ…。
何かきゅんってなるの。……って何で?
「うふふー、花音も恋ね、恋」
「あっそう。」
そうそう、桐谷君のお母さん。すっごく美人なの。
笑顔とかすっごく似てる!!
「桐谷君って桐谷君のお母さんと似てるよねー」
「そうか?椎名もななちゃんと似てる」
ななが私に似てるんだよ。
実際は似てないけどね!
「花音ちゃん、けーちゃんで良いわよ」
そう桐谷君のお母さんは微笑む。
うちのお母さんは…相変わらずテンションが高い。