そんな謎の言い合いをしている時、その女の子が
「えっ、先生この子何処の子!?
すっごく可愛い!!」
可愛い可愛いと連発し、塾の人達をえっ?とさせる。
「かっ…可愛くないです。」
お世辞にしか思えなく、私は俯こうとしていたら、やはりお母さんが爆弾を投げるように
「でしょ?」
そう言ってしまった……もちろん、爆弾は爆発したけどね。
そして私はすぐさま、
「今日はお忙しい所ありがとうございました!明日からよろしくお願いします」
その場を逃げるように早口で先生に言い、ぺこりと頭を下げながらお母さんの腕をひっぱりその場を後にした。