今も璃月は混乱の極み。

次々と校舎の壁や廊下を破壊している。

まるで重機のような破壊ぶりだ。

工事現場ででもバイトさせれば重宝がられるに違いない。

そんな重機並の璃月を、手加減して止める?

緻密且つ繊細な技術を以ってせねば、そのような事は不可能だ。

ならば校舎を倒壊させるか、璃月が怪我するのを覚悟で拳を振るうか。

「く…」

歯噛みする龍娘。

決断を迫られる…!