ねぇ、らぁくん。
らぁくんは、私がらぁくんのこと、すっごい大好きな事。
気づいてる・・・?
ずっとずっと大好きなんだょ? らぁくんのこと。
あなたが、私を助けてくれた、あの日から・・・。
ー8年前の春ー
「ブース!」
「チービ!」
「デーブ!」
「お前なんか、もう学校くんなっ!」
あの頃、まだ小学3年生だった私、神咲夢叶(かみさきゆか)は、
転校したばかりで、友達も居なくて、数人の男の子から・・・
イジメを受けていた。
その日も、いつものように必死に涙をこらえながら、
男の子たちが帰って行くのを待っていた・・・その時だった。
「おいっ!お前ら、何してるんだ!!
男が女の子イジメてんじゃねぇ!」
あの頃、まだ4年生だったらぁくん、鮎川楽斗(あゆかわらくと)くんが現れたのは。
らぁくんは、話したことも、逢った事すらなくて、
名前も知らない、私のことを助けてくれたね。
今でも、すごく感謝してるよ。
「だいじょーぶ??」
「ぁっ・・・ぁりがとぉ・・・。」
「名前。」
「ぇっ・・・?」
「名前、なんてゅーの?」
「ゆか。神咲夢叶。」
「ゆかちゃんかぁ。
ぁっ、俺らくと!
鮎川楽斗。 よろしくっ!」
「ょっ・・よろしく。」
「何年生?」
「3年生。
楽斗くんは・・?」
「4年だょ。
3年生なら友達いるょね?
なんでイジメなんかされてるの?」
「そ・・・それは・・・」
ー続くー
らぁくんは、私がらぁくんのこと、すっごい大好きな事。
気づいてる・・・?
ずっとずっと大好きなんだょ? らぁくんのこと。
あなたが、私を助けてくれた、あの日から・・・。
ー8年前の春ー
「ブース!」
「チービ!」
「デーブ!」
「お前なんか、もう学校くんなっ!」
あの頃、まだ小学3年生だった私、神咲夢叶(かみさきゆか)は、
転校したばかりで、友達も居なくて、数人の男の子から・・・
イジメを受けていた。
その日も、いつものように必死に涙をこらえながら、
男の子たちが帰って行くのを待っていた・・・その時だった。
「おいっ!お前ら、何してるんだ!!
男が女の子イジメてんじゃねぇ!」
あの頃、まだ4年生だったらぁくん、鮎川楽斗(あゆかわらくと)くんが現れたのは。
らぁくんは、話したことも、逢った事すらなくて、
名前も知らない、私のことを助けてくれたね。
今でも、すごく感謝してるよ。
「だいじょーぶ??」
「ぁっ・・・ぁりがとぉ・・・。」
「名前。」
「ぇっ・・・?」
「名前、なんてゅーの?」
「ゆか。神咲夢叶。」
「ゆかちゃんかぁ。
ぁっ、俺らくと!
鮎川楽斗。 よろしくっ!」
「ょっ・・よろしく。」
「何年生?」
「3年生。
楽斗くんは・・?」
「4年だょ。
3年生なら友達いるょね?
なんでイジメなんかされてるの?」
「そ・・・それは・・・」
ー続くー