「カズアとエイミーみたいに決まってることもあるけど・・・これからのことなんか、基本誰にも分かんないよ」

バルトとはお似合いに見えるしね、と付け加えた。
実際悪魔の入り口のとき、出会って間もないのにとても強い絆で結ばれているような信頼関係がうらやましかったくらいだ。

「・・・そだね。分かんないんだよ、ユナ。
 ・・・カズアの気持ちも」


そして夕陽は沈んでいった。