ふと顔を上げると拓真がいた。

拓真は周りの男の子たちとお喋りをしている。

ワタシの目は拓真を追っている。

すごく……、すごく輝いている。

きっと、ワタシの目にだけ。

拓真が眩しい。

どんなに落ち込んでても、どんなに辛くても、ワタシの心は拓真が好き。

それは否定出来ない。