「やー・・・だから、そりゃあさー・・・」




明らか押されぎみのヘッドを見かねてか、後ろから仲間が割り込んできた。



「なんだ、このアマ。男の世界に口突っ込むんじゃ――――」



「だーっ、バカ、よせ!コイツは~・・・・」


叫んで直ぐ、ヒョーガは額を押さえた。





男はアタシの拳を鳩尾に食らってあえなくダンゴ虫に様変わり。






「・・・リッカさんの妹・・・お前等顔知らなかったっけ?」







溜息混じりの説明に、残った仲間からは「えええ!!!コレが伝説のぉぉぉ!?」という絶叫が上がった。