ラジオの生収録の日。
古山っちは兄ぃに付いてくので、アタシがイブキの付き添い。
うう・・・
二人になるのは避けてたから、何気に居心地悪い。
でもギクシャクするのはヤだから、精一杯いつも通りを装う。
ラジオの収録なんか初めてでちょっと面白い。
ブースに入って司会のDJとイブキの会話が始まった。
ナルホド、収録を嫌がっていたワケが分かった。
お題はイブキが苦手分野の『恋愛について』だ。
イブキって女経験豊富なくせに恋愛って事になるとヘタレだし?
・・・って、
カレシいない歴生きた歳のアタシがいうこっちゃないけど。