「ウルサイ小姑いなくてヨカッタわね。」
兄ぃがいたらアンタ、間違いなく正座で説教だからね。
あれでいて、ヘンなトコマジメなんだから。
イブキは「あー・・・」と溜息のようにぼやいて、ちらっとアタシを見た。
「・・・・・アレ、オマエ的には大丈夫なんかよ?」
「意味分かんないんですけど。酔っ払い。」
眉を顰めて睨むと、イブキはいつになく困ったような顔で。
「オマエって結構自虐的?まっ正直っつーか・・・なんつーか、時々、見ててイタイヤツだよな。」
は?
自虐的?
見てて、イタイヤツ!?
・・・・・だぁっ???