「あーもーウルサイッ!!」 バタンと大きな音をさせてシーズンの控室に入るなりアタシは毒づいた。 中にいたメンバーが揃って乾いた笑みを浮かべる。 「ってか、今の結構、敏腕で知られたプロデューサー・・・」 「あれをすげなく追い払うとは、さすがハルちゃん・・・」 倉庫に衣裳が届いたからって取りに行ったら、オッサンに絡まれた。 大物プロデューサーらしいケド知るか。