あった!
兄貴の車。
俺は喫茶店へ入り、愛華たちの近くの席に座り、気付かれないように耳を澄ました。
「ご注文はお決まりでしょうか?」
バッ!話かけんなよ!
「コーヒー」
「かしこまりました」
チッ…。
あれ、つーか俺、今何円持ってるっけ?
『ヤベ…』
所持金10円とか…。
どうすっかな…。
ま、いいや、なんとかなるだろ。
そんなことを思っていたら、コーヒーが出てきた。
俺はそんなことはかまわず、耳を澄ます。
途切れ途切れに聞こえる愛華と兄貴の声。
「あのね?…たし、…が好きになったみたいなの」
『……は?』
好きになった?
誰を?
肝心な部分が聞き取れなかった。
愛華…好きなやついんのか?
…俺?なわけねぇな。
ヒドイことばっか言ってるし…。
「告白しなよ」
兄貴のバカ野郎!
愛華をあおるようなこと言うなよ!
マジで告白したらどうすんだよ!
兄貴の車。
俺は喫茶店へ入り、愛華たちの近くの席に座り、気付かれないように耳を澄ました。
「ご注文はお決まりでしょうか?」
バッ!話かけんなよ!
「コーヒー」
「かしこまりました」
チッ…。
あれ、つーか俺、今何円持ってるっけ?
『ヤベ…』
所持金10円とか…。
どうすっかな…。
ま、いいや、なんとかなるだろ。
そんなことを思っていたら、コーヒーが出てきた。
俺はそんなことはかまわず、耳を澄ます。
途切れ途切れに聞こえる愛華と兄貴の声。
「あのね?…たし、…が好きになったみたいなの」
『……は?』
好きになった?
誰を?
肝心な部分が聞き取れなかった。
愛華…好きなやついんのか?
…俺?なわけねぇな。
ヒドイことばっか言ってるし…。
「告白しなよ」
兄貴のバカ野郎!
愛華をあおるようなこと言うなよ!
マジで告白したらどうすんだよ!