「流ちゃん起きてよ~」
「う~ん…」


俺の事を叫んでるのは
俺の姉貴の『えみ』
そして俺の好きな奴
俺は『流星』


トントントン

ガチャ


「も~。寝てるじゃん」
「う~ん」
「学校遅刻するって」
「あ~」


眠たいかなり眠たい
これは学校で寝るしかないな…
まじだりー


「やっと起きた。ご飯出来てるからちゃんと支度して降りてきてね」
「わかった~」


俺はそう言いながら
着替えをし
歯を磨き顔を洗い
えみちゃんのいる
リビングへ行った


「えみちゃん髪の毛~」
「あいよ。ご飯終わったらね」
「は~い。いただきまぁす」


えみちゃんと俺は
2人で生活をしている
親は海外で仕事をしてる
えみちゃんが
全部してくれて
俺は稼いでる
高校入って直ぐ始めた
ホスト…
もう1年たったな~
えみちゃんは
キャバクラ…
俺的には
やって欲しくない
でも俺が言える立場じゃなく…そのままだ


「ごちそうさまでした。えみちゃんやって~」
「も~ほらこっちおいで、早く覚えなさいよ~」
「出来るけどめんどいの」
「強がんなって~」


えみちゃんが
俺に触れないのが
嫌だからいつも
こうして朝髪の毛を
セットしてもらってる
結構俺の顔ニヤニヤが
止まらないとゆー


「はいよ。出来たよ」
「じゃぁ行こっか」
「うん」


学校だりーな
えみちゃんいねーし
つまんねー


こんなことを
毎日俺は思いながら
学校に登校しついるのだ