「違う!優兄達は悪くない!」




「優衣…。」




「私、怜兄が死んで自分も死にたい、生きたくない、って思ってた。

でも、生きたいってまた思えるようになったのは、優兄と紘兄が私を支えてくれたおかげでもあるんだよ…?」




「……。」




「私が泣いてるときに、一番に抱き締めてくれるのも優兄と紘兄だった。

それだけで、私は救われたんだよ…?」




「……。」