どうして私は息をしているのだろう
どうして…
どうして私だけ…

逢いたいよ
逢いたい…よ
独りぼっちは嫌だよ
友達がいなかったわけではない
それなりに楽しい学校生活も送っていたし、恋もしていた。当たり前のように家族が居たときは充実した生活だと思ってた。
こんなことになるなんて…
想像すらしなかった。
『当たり前』がこんなにモロいものだったなんて…
基盤がなくなると人間は人間ではいられないなんて…
心はどんどんすさんでいく。叶わない願いばかりが膨れ上がっていく。
周りがみんな敵に見えて、自分の孤独さに耐えられなくなる。孤独な自分が哀れで、無にしてしまう。そうやって自分を守っているつもりが、逆に苦しめているんだとも気づかずに…