まじでどうしよう




立っては駅の周りを歩いて
怖くなってベンチに戻ってくる
それを繰り返して
ずっと考えていた





・・・もうここで寝てしまえ!

寝ちゃえば怖くないし
起きたらすがすがしい朝が
私を待っているはず!



よしっ!おやすみなさい




ベンチに横になり
目を閉じた瞬間ぷっと
吹き出す声が聞こえた




・・・え?

なに?いまの「ぷっ」



勢いよく起き上がり
周りを見渡すと
車から降りてくる
人影が見えた