愛理side




イライラする



何もかもに





私がどんなに無視しても
隼人たちは話しかけてくる



私は最低な奴なのに






あの女子たちの言うことも
納得できる



全部私が悪者になればいいだけなんだ

誰も悪くない







すると図書室のドアが開いた


「やっぱいた」



一番会いたくない人



「なんで来た?」

「大丈夫かなーって」

「・・・・」






一人になりたかったから
図書室を出ようとすると


呼び止められた