一度家に帰り、夜の10時頃


凌のバイト先へ向かった


確か、あの時凌が私に…






『あっそうだ!バイト先の裏口で待ってて!』


『えっ裏口?』


『ゴミ出しをする時にちょっと会えるし、バイトが終わったら一緒に帰りたいし…』






と言われていた



バイト終わりに一緒に帰るって


なんかロマンチックな感じ?


思わずにやけてしまった…



徒歩で凌のバイト先へ向かい


言われた通りに裏口で待つことにした



「ここかぁ〜」



白い扉の向こうには凌が働いているだろう


私は息を呑んだ