とある教室。
「アリスカさんと啓太君は、勿論参加なさるのでしょう?」
招待状片手に黒猫…シファ・クロナの背中を撫でていたソフィア・ローズが、アリスカ・テフレチェンコと田中 啓太(たなか けいた)に向かって言う。
「「え」」
二人は声を合わせて言い。
「「あ」」
声を合わせて顔を見た。
「な、何で私と啓太がセット扱いな訳?べ、別に啓太が行きたいなら、クリスマステロなんて勝手に行けば…」
「おいおいロシア娘、それはつれないのではないかの?」
目は左が金色、右が黒のいわゆる『オッドアイ』を細めて笑うのはアスラ・メイデン。
「仮にも『テロ』などと名のついたイベントじゃぞ?多重人格者とはいえ一般人の啓太を一人で参加させて、危険とは思わぬのか?」
アスラの言葉に、シーもソフィアの膝の上で、ナー、と細く鳴く。
「ぼ、僕は…」
啓太がアリスカを上目遣いに見ながらオズオズと言う。
「アリスカさんさえよければ、その…一緒に…」
「……っ」
その言葉に、白い肌をポーッと赤く染めた後。
「まっ…まぁ…私エージェントだし…テロと名のつくイベントなら、警戒の必要もあるかもね…」
アリスカはわざとらしく咳払いをするのだった。
「アリスカさんと啓太君は、勿論参加なさるのでしょう?」
招待状片手に黒猫…シファ・クロナの背中を撫でていたソフィア・ローズが、アリスカ・テフレチェンコと田中 啓太(たなか けいた)に向かって言う。
「「え」」
二人は声を合わせて言い。
「「あ」」
声を合わせて顔を見た。
「な、何で私と啓太がセット扱いな訳?べ、別に啓太が行きたいなら、クリスマステロなんて勝手に行けば…」
「おいおいロシア娘、それはつれないのではないかの?」
目は左が金色、右が黒のいわゆる『オッドアイ』を細めて笑うのはアスラ・メイデン。
「仮にも『テロ』などと名のついたイベントじゃぞ?多重人格者とはいえ一般人の啓太を一人で参加させて、危険とは思わぬのか?」
アスラの言葉に、シーもソフィアの膝の上で、ナー、と細く鳴く。
「ぼ、僕は…」
啓太がアリスカを上目遣いに見ながらオズオズと言う。
「アリスカさんさえよければ、その…一緒に…」
「……っ」
その言葉に、白い肌をポーッと赤く染めた後。
「まっ…まぁ…私エージェントだし…テロと名のつくイベントなら、警戒の必要もあるかもね…」
アリスカはわざとらしく咳払いをするのだった。