「へ~初めて聞いた凌汰の過去…」


「だって誰にも言ったっことねぇからな…」


「あっそ…
てか思ってたんだけど…」


「何?」

「いつまで友達の家を転々と歩くつもり??」


「う~んわからん」


「はっきり言って迷惑…
特に奈緒の家は…

あいつの家も大変らしいし…」


「…何が言いたいの??」


「俺ん家は広いからいいけど…」


「分かった…じゃあ出ていくわ…」


「そうゆうことじゃなくて…
一人暮らししねえのかって聞いてんの」

「金があったらできる」


「するつもりはあるんだよな…」


「あ??あぁ…あるけど」