「それで、あんだけラブラブだったらいうことないでしょ。」
「ホント。それでも嫉妬するってアンタどんだけ幸せもんなんだよ!!」
「そ、そうかな・・・。」
『絶対そう!!』
「でもさ、琉唯も知ってると思うけど塾の林田クンの方がかっこいいんだよねww」
「えっ誰々??その・・・林田君っていう人。」
「超和音好みのイケメン。」
「そう。イケメンだし頭いいし、性格いいし。同じ“りゅうや”って名前でも大違い。」
「その人もりゅうやっていう名前なんだ。」
「そう、林田瑠夜。もう、和音。いっその事林田君にすれば??」
「そうそう。和音好みならそっちの方がいいよ。」
「そうなんだけど、でも龍夜とは別れたくないし・・・。」
「まぁ、和音ファイト!」
「うん。」
「んで、紗綾香は最近どうなの??」
「えっ?何が…?」
「もちろん。拝田暎良と…ww。」
「あっきー?・・・好きなんだけど進展なしってところかなww」
「そっかぁ。紗綾香も大変だね。」
「あっゴメン。もう5時半だし。ウチ帰んなきゃ。」
「じゃあね。」
「バイバイ。また明日。」
はぁ。みんな恋してていいなぁ。
アタシは今好きな人はいない。
でも、気になる人はいる。
神川裕。小学校の時から仲のいい友達。
だけど、お互い仲のいい友達としてかみてない。
実は、今日。その人にメールで告った。(-_-;)
返事はまだ来てないけど、振られると思う。