そこで出会ったのは、親友の達也。 あたしは、家に帰らずに達也の家に転がり込むようになった。 そんなあたしを、達也は受け入れてくれた。 毎日のように泣きじゃくるあたしを、何も言わずに抱きしめてくれた。 ―――だから、罰が当たったんだ。 達也が、いなくなるなんて。 そんなこと、思ったことも無かったのに。