「ったく、自分でなんか言い返さなくちゃ!」
教室にもどり私はただいま円香の説教を受けています、
「だっ、だって、怖くて声がさ…、」
「鈴の気持ちも分かるけどさー、」
やっぱり円香はまだ不満顔。
私は念願の(晶先輩からもらって複雑だか)メロンパンを頬張った。
味は人気なだけあってそこらのメロンパンより遥に美味しく、つい顔がほころんでしまう。
「おいひぃー!」
「鈴、話の途中なんですけどw?」
そう言ってさりげなく円香もメロンパンを頬張った。
「あー!円香っ!」
「だって鈴が話聞かないんだもーん♪」
やれやれとは思うけど、円香の可愛さには負けましたっ////
「おっ!鈴食ってるやつあのメロンパンかよ!」
円香とふざけていると透哉が話かけてきた。
「そっ!やっばい美味しいよー!」
「日下部ってほんと食いしん坊だよなw」
透哉と一緒にいた長谷川 春輝(ハセガワ ハルキ)が言う。
「うっさい!だって美味しいんだもん!」
「鈴は食いしん坊だからいいのー!ねっ、佐野君?春輝には分からなくて結構ー!」