小さいころからいつも私達双子の近くにいて、守ってくれて
そんな優しくて強い透哉が
大好きだった…
だからいつも告白の答えは
[NO]に決まっている
――――いつか透哉に告白される日まで、
決して受け入れない。――――
そう決めていたし、そうなると思っていた。
だけど、実際は違っていた。
透哉は告白されても全部断るし、私を好きになったって
思えることは一度もなかった。
薄々は気付いていた。
透哉は双子の姉である鈴を好きかも知れないって…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…