「良かったじゃないっ!」


葵は満面の笑みで答える。




葵の笑顔を見ると、
つくづく葵は美人なんだなー
って姉ながら思う。








「ねっ!透哉っ!鈴がデートだってよっ!」



「えっ…あぁ。だな。」




葵の呼び掛けで透哉が
やっと我に帰った。





「じゃあ、服とか決めなきゃ!」




葵がように張り切っている









でも、まぁ葵が応援してくれるみたいだし!
人生初?のモテ期
がんばんなきゃ!














「わりぃ、今日はもう帰るは…」





突然、透哉が立っていった。


「えっ、もう帰んの?ご飯食べていけば…「いいよっ!」





不機嫌ですか…。




「鈴、わりぃ。」



「あっ!送るよ!」


葵は透哉の後ろを追って
部屋を出ていった。