「鈴ーご飯は?」
階段を駆けおりるとリビングで
お父さんとお母さんが朝ご飯をたべていた。
「いらないっ!行ってきます!」
キッチンにあった食パンを1枚とって急いで玄関を出た。
「鈴っ!急げ遅れる!」
外に出ると透哉が自転車に乗って待っていた。
やっぱり透哉助かるっ!
困ってるとすぐ来てくれるーっ
「ごふぇん!あひふぁふぉ!」
「ハハッ!何言ってんの!」
透哉の自転車のうしろに
またがると透哉は学校に向けて漕ぎだした
「ったく世話の焼ける…」
「だっふぇ~」
「とりあえず早くパン食えよ!」
改めて透哉の背中をみると
おっきくて昔とはもう違うんだな…
とか思いながら学校に近づいてきた。