しかし
そのことをこの男と一緒に・・・

なんとなく気が許さない。
でもやりたい。

そんなことが
自分の頭の中で
ぐるぐるしてる。

「何でもいいですよ?」

そんな優しい声が
上から聞こえてくるから

うー
唸りながら志季は言う

「・・・じゃあ今夜」


やりたいという
気持ちのほうが
強かったようだ。