「瑠璃、アンタよりなっちゃんの方がセンスあるみたい」
「ハイハイ、私は教師ですからいいんですー」
また二人の掛け合いが始まり、賑やかになった。
私はせっせとレジ周辺を整理して次のお客さんを待つ。
不思議とワクワクしている。
この小さなお店に集まる見知らぬ人達のことが、もっと知りたかった。
そして、石井ちゃん先生の家族の役に立ちたかった。
色々バイトはやったけど、こんな気持ちでレジに立つのは初めてだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…