今日天宮かのんは桜河中学へ転校する事になった、『転校生の天宮かのんさんですみんな仲良くするように!』かのんは先生に指を刺された席に静かに座ろうとしたら。『あーー!』と大声をだし同時にその前の少年も大声をだした『あんた!』『おまえ!』『天宮!?』『恵太!?』なんと昔の幼馴染みどうしだったのだ。『何で…おまえ…』『あんたこそ…』クラスは静まり返った。
~中休み~
一人の可愛い少女がかのんの所に来た。『あたし佐藤みのり!友達になろ!』鈴を転がすような可愛い声で話してきた。 『うん!いいよ!』二人は友達になった。
帰り道二人はいっしょに帰った、後ろから漫画を持った恵太がやってきた。『ねぇ、かのんって恵太くんの事好き?』『なっ!ま、まさか…ていうかうっとうしいし~』かのんは笑いながら言った「バサッ」後ろでかのんにイタズラしようとしていた恵太が、漫画を落とし呆然な顔でかのんを見ていた、『あ、…』かのんはあせっていた。『おまえ、俺の事、そんなふうに思ってたのか…?』『あっちがっ…』全部言いきれずに恵太は走っていったそこでみのりが『今、恵太くん泣いてなかった?』かのんはポカーンとしてしゃがみこんでしまった。
~夜、かのんの部屋~
かのんはベッドの中で泣いていた、同時に恵太も布団の中で泣いていた。~次の日の朝~
まだ二人とも落ち込んでいたかのんも壁にぶつかりまくりで投稿していった、学校につくと恵太の姿はなかった。かのんは本当は恵太の事が好きなのだでもその好きな人を自分が傷つけてしまった。『~~~~っ』かのんはとても悔しそうな顔をしていた、結局授業にも集中できなかった。6時間目の家庭科でかのんの大好きな調理実習の時間でもかのんは浮かない顔で作っていたので可哀相な黒いカップケーキに成ってしまった『そんなに気に成るんなら何か作って持って行ってあげれば?来週はバレンタインデーだし』『えっ!?』かのんは声が裏返って顔を真っ赤にした、そこで間違えてあのカップケーキを食べてしまって中身が抜けた。
~夜、かのんの家~
『…作ってみようかな、カップケーキ…』かのんは小さい声で呟いた、『いや、作ってみよう!』今度は大声で言った。『仲直りのために!昔みたいな友達になるために!頑張って作ろう!!!』