「……チッ」
アイツ、後でマジでこらしめてやる。
「……なんやアンタ。なんか不機嫌やなぁ」
「うるせぇよ。てめぇには関係ねぇから安心しやがれ」
「……アンタ相当不機嫌なんやな」
「うるせぇ」
「……てかアンタ、なんでそんなに顔赤いんや??」
「はっ!?ウソだろ!?」
「……ウソやないで。鏡見てきてみーや」
「冗談抜かすのもいい加減にしやがれ!!」
「……だから冗談なんかやないで。てかそんなに怒るコトないやろ」
「うるせぇ。ほっとけバカヤロー」
「……なんなんアンタ。まぁええけど」
関西弁女はそう言ってフッと笑った。