「……ふざけんなよお前」

「はっ??それはこっちのセリフや」

「……ちょっとこい」

「え??あっ……ちょっとなんなんや!!離せや!!」



オレは関西弁女の腕を掴むと、そのまま空き教室まで連れていった。

空き教室に誰も入ってこないようにカギを閉める。



「……ちょっと、どういうつもりやアンタ」

「お前が聞き分け悪いからムカついたんだ」

「……聞き分けやと??なに言うとんのや、アンタ」

「お前なんでオレの気持ちに気付かねぇわけ??」

「……アンタの気持ちやて??そんなのわかるわけないやろ。わかりたくもないわ」

「ふざけんなよ!!」