「……あたしだって許してくれとは言わん。でもせめて、もう一度アンタと友達に戻りたいって思うとったんや」

「せやからそれはムリや。……アンタもわかっとるやろ。あたしとアンタは住む世界が違うんや」

「……住む世界が違くたってええやんか」

「え??」

「住む世界が違くたって友達でいるコトはできる。……アンタとあたしの住む世界が違っても、友達やったコトに変わりはないんや。ちゃうか??」

「……せやけどアンタは、あたしから離れたやないか」

「あの時は悪かったと思うとる!!あたしがアンタを傷つけたんやろ??」

「……傷ついたかどうかなんて関係ない」

「え??」