昼間に来たことがあって、道のわかる私は最初に出発することになぜかなってしまった。
まあ、先に行ったメンバーに驚かされる心配がないのはいいことかもしれない。
周囲を見回すこともせず、ただ黙々と考え事をしながら昼間の道順を辿っていた私は、それに気がつくのが遅れ、ぶつかってしまった。
最初はうっかり墓石にぶつかってしまったのではないかと思ったが、感触は柔らかかった。
懐中電灯の光の中には人間の胴体。
しかも全裸。
「ああ、すみません」
どこか調子の外れた男の声。
懐中電灯を銅からその上へと移動させていく。
よかった。頭はある。
まあ、先に行ったメンバーに驚かされる心配がないのはいいことかもしれない。
周囲を見回すこともせず、ただ黙々と考え事をしながら昼間の道順を辿っていた私は、それに気がつくのが遅れ、ぶつかってしまった。
最初はうっかり墓石にぶつかってしまったのではないかと思ったが、感触は柔らかかった。
懐中電灯の光の中には人間の胴体。
しかも全裸。
「ああ、すみません」
どこか調子の外れた男の声。
懐中電灯を銅からその上へと移動させていく。
よかった。頭はある。