花火が ぱっとひらいて
消えていった。
いつまでも輝いてるなんて
思わなかったけど
ほんとうに一瞬で
“消えないで”と
願うヒマさえなかった…。
きれいすぎたのだろう…。
きみの笑顔が わたしから
離れていった。
いつまでも
一緒にいられるなんて
思わなかったけど
ほんとうに一瞬で
“いかないで”と
泣くヒマさえなかった…。
すきすぎたのだろう…。
覚えているのに…。
あの日の 会話も 暑さも
きみの横顔も…。
あの刹那が わたしの中では
この永遠なのに…。
一緒にいたいと思ったのに…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…