「舞ちゃん、何?」
「何するの?」
「俺、舞ちゃんのためなら何でもするよ」



「ありがと。でも大丈夫だから」





おぉ。

この男子の集まり力がハンパない。



今ので、15人位かな



あ、さっきの人・・・
待たせっぱなしだった。


「空、行こっ」


「はぁ。面倒くせぇ」


「そう言わずに」






















「ごめんね。結構待ったぁ?」



「うぅん、全然」




「この人、私の彼氏」



「で、でも舞ちゃん昨日"彼氏欲しいなぁ"って言ってたじゃん」




・・・ゲッ。




「言ってないよ」




「俺、聞いたし。本当に彼氏?」




「彼氏だよ。ねぇ、空?」




「あぁ」





「そっか」







「うん、ごめん」