キラッと光ったクマのチャーム。



「え、これって…」


「お前、ほしそうにしてたじゃん」


「そうだけど…」


うれしすぎて言葉がでない。


「もう俺、財布とこれ買ったせいで金なくなったよ?」


こっちを見てニヤリと笑う。


どうしよう、うれしすぎるよ…


でも、なんであたしにここまでしてくれるの。

やさしいことをされればされるほど、好きになってしまうのに。