「その人ね、ミチルのすべてをわかってて。ミチルを1番大切にしていたよ。亡くなったんだけど・・・最後にミチルの名前を呼んで。ミチルの事を1番に考えていた」




「んだよ。そのくらい俺だって・・・」



「ホントに?ミチルのすべてをわかってる?」



「知ってるよ。イチゴの柄が好きとか・・・」



「そういうんじゃなくて。まだまだだなぁ」



「どうして、お前が言うんだよ」



「ミチルはね、今、他に好きな人がいる」



「え!?」



 マジか。俺、やべぇーじゃん。