「何?!」




あたしはベッドまで駆け寄る。




「ミチル・・・?」





マスクからもれる小さな声。




「そう!そうだよ!」




「あの、さ……」




シューシューと息がもれてる。






「ずっと……愛してるから」




「わかった。わかったから!お願い、死なないで!!」





健人先輩はにっこりと笑い、




そして・・・




目をつぶった。





ピ―――――――――――――――――