そんな事を考えてたらいつのまにか寝ていたらしく、とうとう次の日が来た。

私は朝からドキドキだった。

だって、完全に西澤の好きな人は自分だっておもってたから。



「あ、ちなぁ。
今日ちょっと遅くなるかもだから先帰ってていーよ!」

なーんて。

まだ呼び出しされてないのにも関わらず言ってみたりして。

バカバカしいっていうか、私は本当に西澤の事が好きだった。

「ん?
あぁ、そか。
うちも今日遅くなるかもだから、言おうと思ってたんだ。
調度良かった。」


その時、嫌な予感がして・・・しかもそれが的中した事は言うまでもない。


「ん?ちな今日なんかあんの?」

「え、ぁあ。
それ。」

千夏が指を指したのは机においてある紙。