葵君のポジティブさに呆れたうちは 無言で記事を書き書きすることにした。 「なぁ、蘭ちゃん~。相手してぇな~。」 「いーやっ。一人で遊んでな。」 葵君の相手なんてしてられない。 そういえば、あとちょっとで体育祭だから その下準備もしておかないといけないのだ。 今日は運良く授業も早く終わる日だったし 時間は充分ある。 今日、ちゃちゃっと片付けちゃおうかな。 そう思い、作業に取り掛かった。