ドロリとした赤い液体が流れている足。
…が、動き出した。
「「ひぃっ!」」
もう、恥じらいなんて感情捨てて
葵君に抱きつく。
すると
「痛ってぇ…。」
ユニフォーム姿の爽やかな人が
ムクって起き上がった。
「…なにやってんの秀?」
呆れとも驚きともなんとも言えない顔で
うちは言った。
「なにって…。いや、別に蘭とこの男のことが気になって覗いてたわけじゃないんだぞ?」
「「覗いてたんだね。」」
またまた、うちたちの声はハモった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…