「あーぁ。お世辞じゃなかったら嬉しかったのにな。」 あぁでも言わなければ この胸のもやもやを誤魔化すことが 出来なかった。 この もやもやは何? 謎の後輩君が 広報部部室に残して行ったのは カメラと紙とシャーペンと 何とも言えない 甘くて苦いような 不思議な胸のつっかえでした。