これからどうすればいいか、検討もつかなかった。 毎日毎日、今日のようにごみ箱として、扱われるのか…… 背筋がぞっとした。考えたくない。二度と同じ目にはあいたくない。 そんなことを考えていると吐き気がした。咄嗟に立ち上がり、便座の蓋をあけしゃがみ込んだ。 気持ち悪いのに吐けない。嗚咽だけがトイレに虚しく響く。