控え室に戻った。

「モヤシ男さーん!あんた一体なんやってんだ!」

依頼者にボロクソに怒鳴られた…。

「すみません…今日めちゃくちゃ絶好調だったんですが…」

「どうしてくれるんだ!これじゃぁー私が出た方がマシじゃないか!」

「ホントにすみません…。」


「依頼料…は?」

恐る恐る聞いてみた。

「いくらだ!」


「…負けたんで500円でぃぃです。」

そぅゅぅと、男は…俺に500円を投げつけた…。

「まいどあり」

俺は、その500円を握りしめ…スーパーに向かった。


モヤシを買いに…。