「…とりあえず、行くか…今日は俺奢ってやるよ」


「えっ…ちょ」



腕を強く掴まれ引っ張られる。
ゴローちゃんの手は大きくて簡単に私の腕を包む余裕があった


あ、男の子だ。



そう感じてしまうのが
なんだか悲しかった